ダイヤモンド大菩薩🌄

7月の早朝、甲州市塩山から「ダイヤモンド富士」ならぬ「ダイヤモンド大菩薩」を見ることができました!

大菩薩からの日の出はダイヤモンドの輝き!

大菩薩嶺(標高2057m)は秩父多摩甲斐国立公園を代表する山のひとつで、日本百名山!
山頂こそ原生林に囲まれ展望に恵まれませんが、雷岩から大菩薩峠までの尾根道は見晴らし最高!富士山や南アルプスの山々が一望でき、大菩薩湖も視界に広がります。

雷岩から望む富士山と大菩薩湖


春は新緑やミツバツツジ、夏は可憐な山野草、秋は色豊かな紅葉など、四季折々の楽しみ方が。
ルートバリエーションが豊富なので、家族連れから健脚向けのコースまで、レベルに合わせて登山を満喫できます。

上日川峠を出発!「ロッヂ長兵衛」の横が登山口
新緑の登山道
ミツバツツジが、あちらこちらに


日帰りの方が多いですが、星空や夜明けのモルゲンロート、夕焼けなど特別な体験ができる宿泊もおすすめ!
おいしいコーヒーが飲めたり、山菜が楽しめたり、山小屋がそれぞれ特色を持っているので、アクセスの良さを逆手にとってコンプリートを目指すのもアリかも。

秋の朝
夕陽に染まる紅葉

山の名の由来は諸説ありますが、大きくは二つ。
後三年の役で甲斐源氏の祖・新羅三郎義光が奥州に遠征した折、木こりに姿を変えた軍神の導きで無事山越えできたことから、軍神の加護に感謝し、「八幡大菩薩」の名を高らかに唱えたという伝説が伝わります。
また、大菩薩嶺を山宮とする神部神社(かんべじんじゃ)に観音菩薩がまつられていることから大菩薩嶺と命名されたという説も。

山小屋「介山荘」のすぐそば

旧青梅街道街道中最大の難所といわれた「大菩薩峠」ですが、その名を一躍知らしめたのは中里介山が1913年から1941年の長きにわたり書き継いだ長編小説「大菩薩峠」(作者の死により未完)でした。幕末を舞台に、虚無的な剣士・机龍之助を中心に展開する数十名におよぶ人物の交錯と人生流転のさまを描き、人気を博したそうです。

【立正寺】森林浴さんぽ

休息山立正寺は日蓮宗の寺院で、僧・行基によって大宝年間(698年)に創建されたのがお寺の始まり。
地名にもある「休息」は、鎌倉時代に日蓮聖人がこの地で休息をとったという故事に由来しています。

山門の山額は、水戸光圀によって揮毫されたと伝わる


「おこっやっさん」と呼ばれ地元から親しまれている「子安地蔵尊」には、安産成就の御礼参りで戻された安産祈願の底抜け柄杓が無数に納められています。

【祖師堂】日蓮大聖人、左に子安地蔵尊、右に鬼子母神を祀る
子安地蔵尊は格子の奥に

そんな立正寺では2022年4月より毎月第4土曜日に、「立正寺楽市」を開催。

広い境内を使い、毎月第4土曜日 10時~15時に開催されている

キッチンカーやクラフト、包丁研ぎ、マッサージなど「かつぬま朝市」等でもおなじみのお店も多い中で、「立正寺ならでは」の「森林浴さんぽ」を体験してきました。

この「森林浴さんぽ」は、ガイドさんの案内により「森」といえるほど広い立正寺の境内をめぐりながら、五感を研ぎ澄まし、より深いリラックスで心身を癒すものです。

虫よけ対策をしっかりとした後は、今の体の状態を把握するところから。
睡眠時間や日頃のストレス、体の凝り具合などを確認して散歩に出発です。

ケヤキの花粉症がある私に渡されたのは、鈴のようなケヤキボックリ(ケヤキの実)。
割って香りを嗅ぐと、森林のいい香りが!
香りを体内に取り込むことによってケヤキへの耐性ができ、花粉症も和らぐとか。

完熟した杏の香りを楽しみました
まだ柚子の実は小さいですが、葉も柑橘の良い香りが!

杏の実や柚子の葉の香りを楽しんだり、大木に触れ、その木が身を守るために発散するフィトンチッドを浴びたり、
風の流れや竹の葉の隙間から差す緑の光を感じたり、葉のこすれる音や鳥の声を聞いたり・・・

竹の葉を通した木漏れ日や葉擦れの音を感じて・・・


今回は虫が多い時期だったので断念したのですが、竹林のなかでお昼寝タイムが設けられることも!
そして最後に天然の生緑茶をいただき、散歩後の体調を確認しました~。

ふぅ~、思い出しただけでもリラックス。。。

山梨県甲州市では、人が集い「食べる・喜ぶ・泊まる・参加する・体験する・感動する」ための場所と機会を提供しています。
ぜひ甲州市へおいでいただき、あなたも「森林浴さんぽ」を体験してみてはいかがでしょうか!

(※体験中はスマホ等からも解放されるよう、荷物を預けていましたので、写真は終了後に撮影しました)

休息山立正寺
〒409-1304  山梨県甲州市勝沼町休息1713

「世界農業遺産」を体感してみて!

山梨市・笛吹市・甲州市からなる山梨県峡東地域。
峡東地域の果樹農業は、栽培果樹の多様性やその歴史、先人から引き継がれてきた伝統的で優れた技術、果樹が織りなす四季折々の美しい景観などが高く評価され、2022年7月、国際連合食糧農業機関(FAO)から「世界農業遺産」に認定されました。

(峡東地域世界農業遺産協議会のHPはコチラ → https://kyoutou-giahs.jp/

峡東地域は、日本のぶどう栽培発祥の地とされ、ぶどう「甲州」は、平安時代にはすでに栽培されていたとも言われています。また、桃、スモモ、柿なども古くから栽培され、江戸時代にはすでに果樹の産地として知られていました。ぶどうの甲州式棚など独自の技術が考案され、草生栽培、枯露柿やワイン醸造などの果実加工、約120年前に始まったとされる観光果実園などとともに発展し、多様な文化・祭事とともに世界に誇る特色ある地域を形成しています。


そんな甲州市では、果樹畑が織りなす風景をお楽しみいただけるほか、桃・ぶどうをはじめとするさまざまなフルーツ、ワインやころ柿、「甲州市かつぬまぶどうまつり」など、人が集い「食べる・喜ぶ・泊まる・参加する・体験する・感動する」ための場所と機会を提供しています!


ぜひ、甲州市へお越しください!

ぶどうを手に持つ「大善寺」の薬師如来像 
7~8月に収穫時期を迎える桃  春先の桃の花が一面に開花した風景はまさに桃源郷
日本固有のぶどう品種「甲州」
適地適作によりさまざまなフルーツが栽培されている
市内には40軒以上の個性豊かなワイナリーが
勝沼ぶどうまつりのフィナーレを飾る花火と鳥居焼き
2023年5月22日、峡東地域世界農業遺産推進協議会会長の鈴木幹夫甲州市長が
同協議会副会長である高木晴雄山梨市長、山下政樹笛吹市長とともに
イタリア・ローマで開催された世界農業遺産認定証授与式へ参加

塩山駅前観光案内所にお立ち寄りください

**ぐるり甲州市 塩山駅前観光案内所**

JR塩山駅南口に移転リニューアルし、はや2カ月!

観光案内業務はもちろん、ワインサーバーを備えているほか、アイスも提供しています

甲州市にお越しになった方も、市民のみなさまも

ぜひリニューアルしました 塩山駅前観光案内所をご利用ください!

リニューアルした塩山駅前観光案内所
いろいろなパンフレットも取り揃えております
ワインを手軽にお試しいただけます
新しい出会いに!

観光パンフレット

甲州市観光協会では、甲州市観光パンフレットを配布しています。

甲州市総合パンフレットはもちろん、フルーツやトレッキングなどに関するパンフレットもございます。

塩山駅前駅観光案内所やJR勝沼ぶどう郷駅観光案内所でもパンフレットを配布しています。

また、郵送でもパンフレットをお送りできますので、パンフレットをいただきたい方はお問い合わせください。