駐車場に車を止め、天然林の中を歩くこと約5分。なだらかな丘陵に広がる草原——そこが、湯の沢峠のお花畑です。
南へ30分ほど進むと大蔵高丸、さらにもう30分でハマイバ丸へと縦走することができます。

この一帯は、小金沢山自然保存地区に指定されており、さまざまな山野草を楽しむことができます。
6月6日に訪れた際には、タチツボスミレをはじめとするスミレ類や、シロバナノヘビイチゴ、フデリンドウ、アマドコロ、クワガタソウなど、可憐な花々に出会えました。
さらに、絶滅危惧種のアツモリソウにも遭遇し、感激のひとときでした!









ズミやヤマツツジも見事に咲き誇り、なだらかな稜線は「花のプロムナード」の名にふさわしい美しさです。

展望もまた素晴らしく、秀麗な富士山をはじめ、北岳、間ノ岳、農鳥岳、八ヶ岳など、雄大な山々の景観を存分に楽しむことができました。



なお、湯の沢峠駐車場へ続く県営林道「焼山沢真木線」は、8月中旬まで通行止めとなっており、迂回路である県営林道「日川線」も、6月16日~20日および6月23日~27日の期間で通行止めが予定されています。
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