「信玄公宝物館をレポートしました」
こんにちは。
観光交流課のミサワです。
今回は、現在ひな飾りの展示がすでにスタートしている「信玄公宝物館」で話を伺ってきました。
以前のブログでもご紹介しましたが、宝物館では1月25日からひな飾りの展示がスタートしています。
今回は、その宝物館の代表を務めている矢崎美津江さんにお話を伺ってきました。
矢崎さんは当イベントの開催当初から係っています。
宝物館では、甘草屋敷とは少し方向性が違い、通常のひな壇とつるし飾りのほかに、多様な“変わり雛”を数多く展示しています。
掛け軸タイプのものや、デフォルメされた人形などを展示していて、さらにひな人形に動きを加えそれぞれに物語を演出しているものなど、至るところに工夫が施されているのを感じます。
そんな楽しさを持った宝物館ですが、当初はひな飾りの数も少なく、展示スペースの一角を使った小規模なものに過ぎなかったそうです。
矢崎さんは開催1年目の状況を見て「これではとてもひな飾りのイベントとして物足りない。お客様をガッカリさせたくない」と、以後矢崎さんを中心としたスタッフにより、ひな人形の収集をしてきました。
矢崎さんが全国各地を廻り購入してきたものや、地元の人に声をかけ、捨てられる寸前だったものを助け出した、まさに「救助」されたひな人形もあるそうです。
こうした努力の甲斐あって、今や宝物館での展示は他の展示会場にはない規模と個性を放っています。この時期は宝物館が、武田の勇猛さが漂う空気と華やかな空気とがコラボする興味深い空間となります。
矢崎さんも「宝物館にも面白いひな飾りがたくさんあるので、甘草屋敷だけではなく、是非こちらにも寄ってもらいたいです」と話しています。
ちなみに、現在、信玄公宝物館では、ひな飾りの寄贈を受け付けているとのことです。
条件などは直接宝物館までお尋ねください。
連絡先は0553-33-4560
代表の矢崎美津江さんまでお願いします。