【立正寺】森林浴さんぽ

休息山立正寺は日蓮宗の寺院で、僧・行基によって大宝年間(698年)に創建されたのがお寺の始まり。
地名にもある「休息」は、鎌倉時代に日蓮聖人がこの地で休息をとったという故事に由来しています。

山門の山額は、水戸光圀によって揮毫されたと伝わる


「おこっやっさん」と呼ばれ地元から親しまれている「子安地蔵尊」には、安産成就の御礼参りで戻された安産祈願の底抜け柄杓が無数に納められています。

【祖師堂】日蓮大聖人、左に子安地蔵尊、右に鬼子母神を祀る
子安地蔵尊は格子の奥に

そんな立正寺では2022年4月より毎月第4土曜日に、「立正寺楽市」を開催。

広い境内を使い、毎月第4土曜日 10時~15時に開催されている

キッチンカーやクラフト、包丁研ぎ、マッサージなど「かつぬま朝市」等でもおなじみのお店も多い中で、「立正寺ならでは」の「森林浴さんぽ」を体験してきました。

この「森林浴さんぽ」は、ガイドさんの案内により「森」といえるほど広い立正寺の境内をめぐりながら、五感を研ぎ澄まし、より深いリラックスで心身を癒すものです。

虫よけ対策をしっかりとした後は、今の体の状態を把握するところから。
睡眠時間や日頃のストレス、体の凝り具合などを確認して散歩に出発です。

ケヤキの花粉症がある私に渡されたのは、鈴のようなケヤキボックリ(ケヤキの実)。
割って香りを嗅ぐと、森林のいい香りが!
香りを体内に取り込むことによってケヤキへの耐性ができ、花粉症も和らぐとか。

完熟した杏の香りを楽しみました
まだ柚子の実は小さいですが、葉も柑橘の良い香りが!

杏の実や柚子の葉の香りを楽しんだり、大木に触れ、その木が身を守るために発散するフィトンチッドを浴びたり、
風の流れや竹の葉の隙間から差す緑の光を感じたり、葉のこすれる音や鳥の声を聞いたり・・・

竹の葉を通した木漏れ日や葉擦れの音を感じて・・・


今回は虫が多い時期だったので断念したのですが、竹林のなかでお昼寝タイムが設けられることも!
そして最後に天然の生緑茶をいただき、散歩後の体調を確認しました~。

ふぅ~、思い出しただけでもリラックス。。。

山梨県甲州市では、人が集い「食べる・喜ぶ・泊まる・参加する・体験する・感動する」ための場所と機会を提供しています。
ぜひ甲州市へおいでいただき、あなたも「森林浴さんぽ」を体験してみてはいかがでしょうか!

(※体験中はスマホ等からも解放されるよう、荷物を預けていましたので、写真は終了後に撮影しました)

休息山立正寺
〒409-1304  山梨県甲州市勝沼町休息1713